【英検1級】長文問題が激ムズな理由5選

目次

はじめに

こんにちは!Tsubasaです。

今回は、
英検1級長文問題が難しいといわれる理由について
私なりに5つにまとめてみました。

まず結論からいうと、

  1. 語彙が全くわからない
  2. 一文が長い
  3. 読む量が多い
  4. 内容が難しすぎ
  5. 時間が足りない

では、始めていきましょう。

はじめての英検1級について

まずは、
英検準1級取得直後に感じたことをお伝えします。

上記からも分かるとおり、
当時のレベルとしては準1級合格ギリギリ

その英語力で1級長文を見た時の感想はというと…

「何これ… 全然分からない…」

ハッキリ言って
無力感と絶望感しかありません。

英検1級に挑戦し始めた方の中には、
このような印象を抱く方も多いのではないでしょうか。

これが英検1級と出会った時の私の印象です。

では何が分からなかったのか、
それらについて具体的に述べていきます。

以下の項目に共感していただける方にとって、
後日記述します私の対策方法が少しでもご参考になれば幸いです。

語彙が全くわからない

そもそも文中で使われている語彙が分かりませんでした。
これでは読めるわけありませんよね。

ちなみに、

英検準1級合格に必要な語彙数は【7,500〜9,000語】

英検1級合格に必要な語彙数は【10,000〜15,000語】

と言われていますので、
これらのデータからも圧倒的に語彙力不足だったと言えます。

感覚としては、
全体の3〜4割は未知語で埋め尽くされていたという感じです。

以上から、語彙力を強化することが何より必要なことでした。

一文が長い

英検1級の長文問題を見ると分かりますが、
一文あたりの語彙数が多い

途中で何が何だか分からなくなりますよね。

そもそも語彙がわからない状態ですので、
それに拍車をかけるように、
長文読解の難易度を上げていたと思います。

一文が長い理由は、
とにかく挿入句が多い

よって、
いかに素早く主語・動詞を見つけるか、
これが読解のポイントだと感じます。

以上から、
一文一文精読することを大切にしようと考えました。

読む量が多い

問題を見たことのある方ならお分かりかと思いますが、
初めて長文を解いた時、

「多い!!長い!!まだ終わらない!!」

という具合でした。

問題を解く以前に、
全てに目を通すことさえできませんでしたね。


ここで英検1級の概要を見てみると、

  1. 語句空所補充問題(300語程度・2題)
  2. 内容一致問題  (500語程度・2題)
  3. 内容一致問題  (800語程度・1題)

トータルで2,400語程度の量を読むことになります。

ちなみに英検準1級

  1. 語句空所補充問題(250語程度・2題)
  2. 内容一致問題  (300語程度・1題)
  3. 内容一致問題  (400語程度・1題)
  4. 内容一致問題  (500語程度・1題)

トータルで1,700語程度となり
1級と比べると約800語程度少ないことになります。

ちなみに800語というと、
英検1級の最後の長文と同等の量になりますね。

これでは英検準1級ギリギリ合格の私にとって
歯が立たないのも当たり前です。

以上より、読解力をつけると同時に
大量の英文を読み切る体力も必要だとわかりました。

内容が難しすぎ

初めて長文を読んだ印象は、

「とにかく内容が難しい」

ということでした。

ベトナム戦争に関する話や
タマバチが木に虫こぶを作らせる話など、
あらゆる分野の長文が出題されます。

当初は全く読めなかったので、
解答解説を読む時間の方が長かったですね。
(日本語訳を理解するのにも時間がかかりました)

今でこそ英検1級長文に面白さを感じるようになりましたが、
当初は途中で日本語訳を読むことさえ辛くなることもありました。

英語以前に、
「日本語から勉強し直した方がいいな…」
と強く思いましたね。

そうした状況を踏まえると、
どれだけ学習すればできるようになるのか見当もつきませんでした。

何にせよ一文さえ分からない状態なので、
まずは一文一文を理解することから始めました。

時間が足りない

内容が難しいので、
読み解くのにも時間がかかりますよね。

当初は空所補充問題1題に20分
はかかっていたと思います。
(今でこそ5~7分で読めるようになりましたが…)

英検1級では、
筆記100分の中で英作文にも取り組まなければなりません。

よって
何にどのくらい時間をかけるのか
時間配分を考えることがとても大切になってきます。

そして
ざっと読みつつ、丁寧に読む
こうした読み方ができる必要があります。

英検も試験である以上、時間との戦いです。
時間内で何をどう終わらせるか、
こうしたタイムマネジメント力も求められてきますね。

さいごに

以上が、
私が思う英検1級長文問題が難しい理由です。

勉強し始めの頃は
本当にどうやったら合格までたどり着くのか
全く見当もつきませんでした。

しかし
こんな私でも英検1級に合格することができました。

これも、一つ一つ自分の課題を分析できたことが
合格できた要因の一つかなと思います。

長い道のりも最初の一歩から。

一つ一つ小さな階段を登ることで
大きな壁も乗り越えることができます。

これから1級に挑戦される方も、
しっかり対策していけば必ず合格することができますので、
諦めずに根気強く英語学習に励んでいただければと思います。
(合格できた時の達成感はハンパないですよ)

次回は、英検1級リーディング対策で
私が使用した教材とその使い方についてお伝えしていきます。

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。