【親も子もHappy】「子どもが自ら行動する」仕組みづくり〜実践例〜
皆さん、こんにちは^ ^
渡辺です。
今回のテーマは、
「自発的に行動させるために親ができること」
本教室生徒の親御さんの取り組みについてのご紹介です。
目次
はじめに
「宿題やったの?」
「遊ぶ前に宿題やりなさい!」
「いつやるの?」
などなど、おそらくどの家庭でもこれらに似たやりとりがあるのではないでしょうか?
正直親としては、毎日毎日同じこと言いたくないですよね^^;
また、子どもからしても何度も同じことを言われるのは嫌なはずです。(行動がすぐ変わればいいんですけどね笑)
では、子どもが自ら考えて行動できるようになるために、親は何をしたらいいのか?
きっと一度や二度は考えたことのあることだと思います。
ということで今回は、
「あるもの」を使い、ガミガミ言わなくても子どもが自ら動く方法。
そうした仕組みづくりをされた親御さんの実践についてお伝えします。
ホワイトボード × ◯(まる)
以下、Mくんの親御さんのお話になります。
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これまで、M(息子さん)に勉強やその他の事を自らやらせるために試行錯誤してきましたが、なかなか良い方法が見つからずにいました。
でも、最近夫が考えた方法が成功し、毎日ガミガミ言わなくても済むように。
それが……
「大きなホワイトボードに、やったら◯(まる)をつける表を書くこと」です。
表の内容は、1週間毎に夫が新しく書き換えます。
ちなみに内容は、
1「必ずやること」(英語、宿題、通信教育など)
2「やれたらいいこと」(タイピング、楽器演奏など)
上記の項目を記入した表にやったら◯を書く。
とてもシンプルなので、親も子も「やった・やってない」が一目で分かります。
しかし、ここで全てに◯をつけることはプレッシャーになるので、1日1つだけ空欄はOKとしています。
さらに、時間も何分とは決めずとりあえず毎日やれば良し、としています。
本人の様子を見ていると、進捗状況がわかる英語や通信教育は必ずやりたいと思うようです。
この方法を取り入れて数ヶ月経ちますが、本人は表を埋めようと進んで勉強するようになり、親の私は「ここの◯ついてないよー」と言うだけ。
やっていることはとても簡単ですが、Aにとっては非常に効果的な方法でした。
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いかがでしたか?
私がこの仕組みで素晴らしいと感じたことは、「子どもの意志力(やる気)に頼っていない」ということ。
1 ホワイトボードの表を見る
2 やるべきことに取り掛かる
3 ◯をつける
見てのとおり、本人がすべき行動が明確になっています。
シンプルに1をやって、2をやって、3をやる。
親のすべきことも、
1 ◯がついているかのチェック
2 ◯がついていなければ声かけ
これだけです。
この「仕組み」のおかげで、親子のやりとりが必要最小限になるため、お互いに気持ちの余裕もできそうですね。
さいごに
子どもは大人とは違い、まだまだ未熟です。
ですから、何の手助けもなく大人が求めるような人間になることはできません。
だからこそ、親がこうしたスモールステップ(小さな階段)を準備してあげることはとても大切なことだと思います。(親の学ぶ姿を子どもに見せることで、子どもの学習意欲を高めている親御さんもいらっしゃいます→こちらの記事)
今回の(Mくんの)親御さんの取り組みは、そうした観点からも非常に参考になることが多かったはずです。
ぜひ皆さんのご家庭でも、それぞれのお子さんに合った仕組みづくりをされてみてはいかがでしょう?
こうしたご家庭での取り組みについても、今後の教室ニュースでご紹介していこうと思います。
それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。