【英検1級】語彙問題で8割超えを目指す方法

目次

はじめに

皆さん、こんにちは

今回は、私が英検1級の語彙問題を
8割前後取れるようになるまでにしたことをまとめました。
これから英検1級の語彙学習をされる方のご参考になれば幸いです。

まずは、私が受験した3回分の試験結果です。
左から
2020年度第1回・2020年度第3回・2021年度第1回

それでは、使用した参考書4冊をご紹介します。

 

1.『でる順パス単英検1級』(旺文社)

英検に挑戦する人が一番最初に手にする単語帳ですね。
私もまずはこの単語帳にお世話になりました。

 

学習手順は…

①1周目   
 「分かる・分からない」の仕分けを赤シートを使用しながら「正の字」を入れていく。

②2〜4周目
 「チェック」した単語を赤シートを使用しながら再度確認していく。
 この時は「正の字」を入れず。
 たくさんの正の字でテキストの見栄えが悪くなるのが嫌だったからです^^;
 

③5周目
 ②の「チェック」された単語の「分かる・分からない」の仕分け。
 「正の字」を入れていく。

④6周目以降
 ②③の繰り返し。

基本はこの流れで回していきました。

ちなみに「チェック」を入れる基準は…
 × 2、3秒考えて意味が思い浮かぶ
 ○ 瞬間的に単語の意味が思い浮かぶ



他の方と比較してもチェック数が少ないのは
チェック後に2〜4周しているからですね。

大体20周くらいでパス単は終了。
その後はたまに見る程度でした。

以前アプリ版もあって使用していましたが、
やはり参考書で回す方が効率が良いと思います。
一目で入ってくる情報量が多いですからね。

 

2.『英検1級語彙・イディオム問題500 』(旺文社)

2冊目はこちらです。
こちらも誰もがご存知の参考書だと思います。

 

学習手順は…

①演習
 左ページの問題を解く(時間無制限で)
 今思えば、時間を計測しながら取り組んだ方が良かったです。

②解答
 右ページの解答解説を読み込む

③記録
 間違えた問題に「正の字」をつける

④復習
 進むペースは毎日2〜6ページずつ。復習は進むペースの倍くらい。
 復習が新規学習ページまで追いついたら、また最初から復習します。
 付箋で「新規」「復習」を分けていました。


この参考書では、新規:復習=1:1の割合で取り組んでいました。

周回数ですが、5周程度だったと思います。
次に出会った参考書が自分に合いすぎて途中で乗り換えをしてしまいました。
『完全制覇』に取り組むようになってからは、たまに見る程度でした。

 

3.『出る順で最短合格! 英検®1級 語彙問題完全制覇』(ジャパンタイムズ)

この参考書は非常にお世話になりました。
実践的な問題集なので、かなりオススメです!

 

学習手順は…

①演習
 必ず時間を測って取り組むようにしていました。
 問題数は25題ずつ。(本番意識)
 目標時間と実際の時間をどうやって埋めるかを常に意識しながら解いていました。

②解答
 これは精読です。
 知らない語彙や構文等も含め、解説を丁寧に読み込みました。

③記録
 ①の終了後に必ず・日付 ・タイム ・正答数 を記入。
 伸び具合を確認していました。
 特に、この「記録をつける」ということは
独学する上で必要不可欠な要素だと考えます。

④復習
 翌日に前回取り組んだ25題の単語の復習(チェックしたもの)
 長期記憶化させるために、復習する頻度を自分なりに工夫していました。
 理想は「エビングハウスの忘却曲線」に合わせると良いのかもしれませんが、
 これを完璧に応用することは私には難しかったです…

 

補足

この教材に関しては電子版で購入し、iPadのアプリGoodNotes5で学習していました。
理由としては

①書き込みが消せる
 これが最大の理由。紙と違い、マーカー等の書き込みを全てキレイに消すことができます。
 当たり前のことと思われますが、本当にこれが語彙学習で一番役に立ちました。


②持ち運びが楽

 iPadさえあれば学習環境は整うので、どこでも気軽に学習できるのが魅力です。

③スキルの向上

 当時、教員として授業でもGoodNotes5は活用していたので、
 ICTスキルを高めるという点からも試験的に導入してみました。

 

最後に、学習時間ですが、
Studyplusの記録によると、45時間程度でした。
(3〜4周程度だと思いますが、復習していた時間がかなり多いです。)
語彙学習で最も大変なのは最初の1周目。
ここが乗り越えられれば、負荷も徐々に減ってくるので、習慣化しやすいと思います。

 

4.『2020年度版 英検1級 過去6回全問題集』(旺文社)

最後はこちらの紹介。
過去問に取り組んだ理由としては、
「参考書で出会った語彙や例文とのギャップを埋める」ため。
本番に向けての調整用として使用していました。
「時間計測」「結果」
これらを念頭に取り組みました。

過去問に取り組んで良かったところは

本番でカバーできないところがどの程度か把握できた
 感覚としては参考書でもカバーできない語彙は1割程度
 (上記参考書を100%暗記できたらもっと正答率が上がると思います。)


正答率8割のイメージが意識できた
 安定して8割以上は正答できていたので、
 本番の初見問題でも「いける!」という自信がつきました。

参考書で培った成長を確かめることができた
 語彙力強化に取り組んでから長い月日が経っていましたが、
 「自分のやってきた方法は間違ってなかった」
 という確かな自信と成長を感じることができました。

さいごに

私が語彙学習を続けていく中で最も大切だと思うことは
日々の反復作業、つまり「継続」です。
語彙に関しては、決して楽に身につけることはできません。
やはり毎日コツコツと取り組むことが大事だと考えます。

私は、単語の覚え方に正解はないと思っています。(ある程度の法則はありますが)
つまり、「ベストな方法は人それぞれが学習過程の中で身につけていくもの」こう考えます。
試行錯誤しながら自分に合った語彙学習方法をぜひ見つけてみてください。
その中で私の学習方法が少しでも皆さんの学習のご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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